高齢者の生き方考
高齢者の生き方考
 私のふるさと信州・松本の同窓に、思想家で社会問題に取り組んでいる弁護士、山根二郎さんという知人がいる。氏は49歳からスキーを始め、独自のスキー理論を構築してふるさと信州のスキー場はもとより、20年間世界各地のスキー場で自己流理論を実践しながら、「100歳までの生涯スキーを広める会」を主宰している。100歳を超えても現役のスキー教師をしていた故三浦敬三さんに続けと益々意気軒昂である。
 氏は、超高齢化社会が到来して健康・健康といって優しい場面のみに安住する中高年者の増加、健康第一と日々を健康のためにと超慎重、超安全に過ごす人が増え続ける日本の状況を憂え、中高年者は健康から挑戦で無ければならないと力説している。健康意識が強すぎて、希望に向けて挑戦することのない中高年生活者を増やしてはならないと力説する。
健康で持続可能なライフスタイルを構築するためにエコロジックに生活することを指す、LOHASなるアメリカからの輸入言葉も普及して、益々社会現象として健康への掛け声に拍車がかかる状況下、活力のある超高齢者社会の実現のために、「脱年寄り宣言」に共鳴する同志を増やそうと真剣である。同じ故郷で同じ山々の眺めを原風景としながら育った氏との語らいのひと時、お互いに古希に近づいた年齢になりながら、新しい力が湧いてくるねとニヤリ・・・。
大地に足を踏ん張って立ち、良質な緑の空間増大のために戦ってきたと自負する私にとって、今まで歩んだ職能の道幅を広げ補強して、新たな緑の職能世界を築くために挑戦するのが私に課せられた使命と考え、更なる挑戦のための準備を進めている。
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by harutokobayashi | 2006-05-01 11:28 | 設景の思想
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