<   2007年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧
同時代人
「同時代人」(11月2日増補)
昨晩新宿で久しぶりに仲間5人と飲む機会を持った。参加していた人の年齢は70歳、66歳、63歳、49歳?30歳?と言う構成であったにもかかわらず、何気なく私は、我々同世代はと発言したとき、49歳の頭脳明晰なる男性からすかさず我々は同世代ではないでしょう。「同時代人」と言ったほうが良いですよと注意を受けた。
確かに70歳の随分ぼやけた頭の持主の私と一緒の世代にされたのではたまらない。
と言う意味でも、これは失礼と訂正した。
それと共に「同時代人」と言うことについて考えた。同時代に同じ空気を吸って、同じニュース、同じアートに触れたりと年齢の差を意識せず、生活環境を共有していることの意味は深いものがあると考える。
人類の歴史に影響を与えたと言うより歴史を彩ってきた人々の「同時代人」を今後注意して観察してみようと考えた。
たとへば、フランス革命をはさんだ時代は、貴族社会の姑息で閉塞的な社会に対しての新しい波が、正に疾風怒涛となって押し寄せた時代といわれ、世界史をにぎやかにしている。このような変革期には確かにすごい人たちが活躍していた。
ゲーテ(1749~1832)
シラー(1759~1805)
ベートーベン(1770~1827)
ナポレオン(1769~1821)
日本の文学界で名作を残した作家はどうだろうか
明治以降名作を残した日本の作家(誕生年順)
森鴎外 (1862~1922)
伊藤左千夫(1864~1913)
尾崎紅葉 (1867~1903)
夏目漱石(1867~1916)
幸田露伴 (1867~1947)
田山花袋 (1871~1930)
樋口一葉(1872~1896)
島崎藤村 (1872~1943)
泉鏡花 (1873~1939)
有島武郎 (1878~1923)
永井荷風 (1879~1959)
志賀直哉 (1883~1971)
武者小路実篤(1885~1976)
谷崎潤一郎(1886~1965)
菊池寛 (1888~1948)
芥川龍之介(1892~1927)
宮沢賢治 (1896~1933)
横光利一 (1898~1947)
川端康成 (1899~1972)
梶井基次郎 (1901~1932)
林芙美子 (1903~1951)
堀辰雄 (1904~1953)
井上靖 (1907~1991)
太宰治 (1909~1948)
中島敦 (1909~1942)
大岡昇平 (1909~1988)
坂口安吾 (1919~1955)
三島由紀夫(1925~1970)
こうしてみると同時代人同志がいろんな意味で触発しあっていたように思える。
身近な設景の斯界を見ても、社会環境の如何を問わず元気な時代にはそれなりの「同時代人」の活躍と輝きが見られる。
今、私の周辺にいる人たちはどちらかと言うと建設関連の人が多いが、どうも皆さん元気が無く眉間にしわがよっている人が多い。過ぎ去った順風万帆時代の味を知っている人たちだ。
しかし、眉間にしわを寄せなければならないような大変革社会でも、その受け取り方によっては、大きなチャンスでももあるはずで、「同時代人」の構想力を生かして眉間のしわを伸ばす事が肝心と考える。今後気がついた「同時代人」とその人たちの偉業を順次埋めてみたいと思う。(2007・11・1)
[PR]
by harutokobayashi | 2007-11-01 17:43