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観光立国
「都市公園と国際観光」
国際観光客の倍増を目指して観光庁が発足した。そんな中、円高の進行は急激で、日本に行ってみたいという海外のお客の足を引っ張っている。反対に海外旅行はチャンスとばかり年末年始旅に出る人が多い。この10年間、私は北欧・中国・韓国・東南アジアなどを訪問する機会が続いているが、昨年の11月に、私の主宰している「設景塾」に参加していただいた海外の友人を案内して10日間、国内の都市公園ほか著名な観光地を案内した。観光地といわれる地域はそれぞれ工夫が凝らされ地域の特色が出ていて楽しい。京都はさすが熟成した国際観光地として観光客に文化遺産に触れる喜びを教えてくれる。しかし、錦秋の京都はあまりにも観光客が多くゆっくりできないのが残念である。反面、身近な各地の都市公園を見たとき、すっかり成熟した樹草の紅葉は、計画的にデザインされた意図に沿って成長し、美しい景を満喫させてくれる。
国営昭和記念公園の素晴らしさをメールで知らせてくれた旅行会社の人がいた。特に日本庭園は素晴らしい、京都に行かなくてもここで日本庭園が観賞できると、できすぎの感想を知らせてくれた。
全国的に配置された各種の都市公園はその立地性、内容、管理運営の質から見て国際観光資源の核として活用する時代である。
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by harutokobayashi | 2010-01-11 14:57 | 設景の思想
国際交流
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2009年10月31日北京大学
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生き物空間の設景について考えを述べた。
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ATLAS北京の盛葉夏樹女子に通訳をしていただいた。
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学生作品の入賞者表彰を各国講師によって行われた
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2009・11・6天津におけるエコロジカルランドスケープのフォーラムでの講演
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内外の設計事務所の作品展示場
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by harutokobayashi | 2010-01-08 18:26 | 設景の思想
明日を拓く
世界園芸博覧会の開催を
 昨年は環境をテーマにした2016年東京オリンピック開催の夢が潰えた。造園界でも誘致に向けて関係団体を中心として熱心に誘致活動に参加していたのに誠に残念な結果であった。世界から多くのお客さんを迎え、美しい緑の文化都市東京を楽しんでいただくための準備として、既存道路構造の限定された植栽空間における植栽密度・植栽構造などの問題を含みながらも街路樹倍増事業推進のための調査設計ガが積極的に進められた。
オリンピックは誘致できなかったけれども、東京の緑量を増やし、幅広い都市景観文化を考える機会にもなった。
さて、このオリンピック誘致の発意は、石原東京都知事によって提唱され東京都を中心として全国的な活動として、広く人々に夢と具体的目標を与えたことは結果のいかんにかかわらず大いに意義があったと我々は捉えるべきだろう。
 私は本誌前号で、造園人が依存型職能意識を打破し、造園界自ら明日を拓く夢・目標を設定提言するべき2010年とすべきであると訴えた。数年前オリンピック誘致ということで一歩引いた形の多摩地区における「世界園芸博覧会」の開催を再び復活させるときである。その場合、最初から場所を特定せず、数か所の地域から立候補を募ることが考えられる。政府は国土交通省に観光庁を設置し、国際観光に力を注ぐと方針を示しているが、世界の人が求める観光資源はいまや様変わりしつつあり、ワビ・サビ文化、勤勉で清潔好きな日本人の生活文化を知りたいという傾向が強まりつつあることも意識しながら、美しく管理運営されている都市公園を核とした「世界園芸博覧会A1クラス」の開催をすることである。
このような事業は公の事業として国土交通省、農林水産省、地方自治体など関係官庁と手続き、調整など連携することになるが、事業の実施について最初の声をあげ、働きかけをするのは造園産業界から上げるべきではないか、この不景気な時に何を言うかといわれそうであるが、今から目標を設定して活動しても、実現させるまでにはAIPHによって既に開催を決定している国々の後、ということになるので早くても2018年ころになる。それまでには日本の経済環境も様変わりしていることを期待して・・・。
幸い、AIPHの副会長には和田新也さんがなっておられ事業企画面で活躍され、そのボランテイア活動振りについては、各国の代表から高く評価されていることを思うと今がチャンスと思う。聞くところによると、2010年:台北、2011年:西安、2012年:オランダフロリアードとタイのチェンマイ、2013年:韓国インチョン、2014年:スペインと中国・青島、2016年:中国・唐山、2017年:ドイツIGAと続くようだ。日本では1990年にアジアで最初の大阪花博が実施され、以後2000年には淡路花博、2004年には浜松花博が開催されている。この際問題として考えられることは、1990年以降の開催地がアジアに集中していることである。この点についてはかつて開発途上にあったアジアの国々が経済力をつけ造園・園芸文化を享受できるまでに急速に経済発展している姿と重なる。反面アジア地域のCO2発生増に直結するところから、これからの花博で環境問題解決に貢献できる花博を世界に問うことが求められる。その面からは、江戸の循環型生活技術を基礎とした日本の造園・園芸界がその技術を集約・深化させ、新しい造園・園芸産業の業態を再生強化することに繋ぐことになる。
(2010・1)
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by harutokobayashi | 2010-01-08 18:10 | 設景の思想
西安世界園芸博覧会
西安世界園芸博覧会は、同斉大学、日中アトラス、プラズマスタジオなどの参加
で全体計画が固まった。
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西安世界園芸博覧会(2011・4・9~10・8)会場の照明計画
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四季の島 博覧会終了後も残される庭園
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メインゲートの建築はイギリスのプラズマスタジオの案が採用された。
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by harutokobayashi | 2010-01-08 17:47 | 設景の思想