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一般社団法人公園管理運営士会(QPA)
2015年のQPA      
今年は2015年11月20日、公園管理運営士会が一般社団法人公園管理運営士会として登記され、社会的立場がはっきりしたことを受け、会全員が社会的責任を自覚し社会に対して認知度を高めながら、関係団体とも連携をとりながら、都市公園事業者に対して具体的な政策提言などしやすくなりました。任意団体としてスタートして10年間、長期的展望に立って当会の道筋をつけられた事務局をはじめ、全国各地支部の真摯なご努力に対して感謝と敬意を表します。
都市の世紀における公園が、社会の中に深く溶け込んで、ますます市民生活に密着していく時代、公園の安心・安全確保など公園管理運営士に課せられた社会的責任はますます大きくなっています。
公園を見ればその地域がわかるといわれます。公園が評価されない地域では主として財政的に公園を維持できないなどが理由に挙げられていますが、元気な公園利用者が増えれば、主に福祉関係、医療費の削減につながるともいわれます。
我が国の指定管理者制度の進展は、応募者の知識・能力を競う機会が増え、公園管理運営思想・技術がますます進化し、深化させています。
さらに、公園管理運営面から考案された植栽が、国際観光資源として人気を博して、地域活性化に貢献している事例もありますが、このような実績を持つQPAの資格は、World Urban Park(WUP)に公認されたため、QPA会員はWUP日本支部に加入して申請すれば「公認国際公園士」の資格を得られることになりました。また、超高齢化社会の到来は、シニア層の公園利用者が増えて、その対応に若い女性の活躍場面も増えています。
QPA有資格者は全国で2000名を超えました、当会の活動は法人化を契機にしてますます内外で活発な活動を展開いたします。新しい日本の造園産業の一翼を担うことに生きがいを見いだせると感じる未入会の方々の入会をお勧めします。
by harutokobayashi | 2015-12-17 19:22 | 公園管理運営士会
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