天心祖孫&暁斎祖孫トーク
妙高高原メッセ 祖孫トーク      
 2007年5月10日
 融かされて、緑の中に飲み込まれそうな環境の中で、妙高高原メッセは、開かれた空間の中に明るく近代的な姿で訪れる人を迎え入れていた。
トークの前に河鍋先生から暁斎の絵とその解説をしていただいた。3歳で蛙の絵を描き、19歳で狩野派の免許皆伝になり,狩野派から受け継いだ画風にこだわらず、浮世絵、戯画、額絵、行絵等なんでもこなし、特にお酒が好きで、飲むとすさましいばかりの勢いでたくさんの絵を描いた。明治3年には狂画をとがめられ拘留されたりしたとお話があった。
 司会の森山先生を中心に、ステージに向かって右側に河鍋先生、左側に岡倉先生が着座され、先生方の前には妙高の銘酒の一升瓶が置かれていた。
早速森山先生がお酒の封を切り、お酒を楽しみながらの対談には会場からも拍手が起きた。
お二人の先生のお話から、今まで知ることができなかった明治時代の巨人の姿が浮き彫りにされた。また会場からは、お二人の巨人の話を祖父から聞いていたが今日のようなお話に、家にあるかもしれない作品を探して見たいというようなかたもいた。
 トークの後、戸隠神社の中社で天心&暁斎顕彰会を開催した。その会場の上には暁斎が1時間で描いたといわれる龍が会場を見下ろしていた、この龍はオリジナルが火災で焼けたため、絵葉書から拡大したものであるとの事であった。
暁斎の龍は調布の深大寺にもあるとの事、早速訪れて見なくてはならない。
by harutokobayashi | 2007-06-16 11:10
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