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2007年4月の現場
2007,4,25 ベルゲン作庭 枯山水再編集
 今日も枯山水の石組みを修正、材質の違い、石目、コケの状態、形、できるだけ丸くない石と思っても無理な話、山からすでに運ばれた石や現場の石も貴重な資源、無駄には出来ないと考えて使用した場所はどうしても後で目に付き気になる。石の気持ちを全体の勢いの中に取り入れるようにしてなどなど考えて作業を行うが、相手は巨大な石ばかり、一旦決断して設置すると簡単に後で治せばというわけには行かない。
ブルニエフがランチの心配をしてくれる。しかし、ランチを食べる時間がもったいない感じ、でも一緒に僕をサポートしてくれる他の方に悪いのでサンドイッチをほおばりながらの作業である。枯山水の狭い場所の作業が多かったため、歩数5547

2007・4・26 石庭の石組
 朝一番に現地に入り,配石のイメージと素材を何回か見直す。美しい自然のフィヨルドの一部から採集された石は粗末にできない。現場にあるものすべてに出番を作ってやりたい。石はそう叫んでいる。でもどうしようもないものもある。
かつてフィリピン,カリラヤの日本人戦没者慰霊園(池原謙一郎設計、金子栄一施工管理)
の現場で、中瀬操さんが、庭師は贅沢を知らなければいけない。最高の材料を使うこと。とフロに入りながらの会話が思い起こされるが、僕はその頃の事も思い起こし参考にしながらも、採集してきたすべての資源に景色の担い手になってもらわないといけないと考えながら庭石向きでないものも交えながら、日本庭園のために石を集めたという関係者の気持ちもくんでいきたい。
 石庭は基本的にはフラットなところに組むため目詰めの土をうまく使用すると山にあったときの美しい姿の再現がしやすい。滝口などとずいぶん違う。
一つ一つ手に触れた石が数百、生まれ変わっていく有様に最高の喜びを感じる。少しも疲れを感じない。今日もランチはサンドイッチを片手に、コーヒーを飲むと小便が心配なので我慢して7時までがんばる。
途中重機の関係で2時間ばかり時間ができたので植物園のロードデンドロンのゾーンを見て回った。この植物園はとにかく広い、1972年に地元出身の事業家が大学に寄贈したものだそうだ。園内は幼稚園生、お年寄りが多く目に付く・・・。
今晩は、ブルニエフが日本旅行を一緒にした仲間と自宅に招待してくれた。
8時から食事、ベルゲンを見下ろす丘の家から新興住宅地の風景を眺めながら、伝統的な食事をいただいた後、日本の旅のスライドを拝見、後歓談して12時にホテルに戻った。
明日の朝は起きられるかな・・・。
食事の後、僕が70歳ということで大学のデイレクターを含む有志から記念の贈り物、ヨーロッパでも有名なMORFOという作家の花瓶をいただいた。またブルニエフからは日本の仲間とベルゲンに来るときのプラン作りに参考にしなさいと本を贈られた。
ノルウエーでも70歳は記念するそうだ。  
アーアーついに僕も70歳か、これからは大いにこのベルゲンでしているような仕事をもっと積極的にしていきたい。
10歳は若返った感じ、石との会話もきわめて順調だ。
植物園と石庭サイトを何回も回ったため今日の歩数は20098歩
by harutokobayashi | 2007-12-06 06:44 | ベルゲン作庭日記
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