黒川紀章
「黒川紀章とゴッホ美術館」
2007年11月15日は黒川紀章さんの告別式が行われている日である。多くの友人お弟子さん、最愛の妻若尾文子さんに見送られてさぞかし盛大な式になっていることだろ。
この日、KL862便(12時10分成田発)でアムステルダムに向かった私は気流の関係で到着予定16時10より40分くらい早くスキポール空港に着いた、空港から東京駅のモデルとなったセントラルステーションまで電車で約15分、今回はファンゴッホ美術館の作品を見る予定をしていたので美術館近くの小さなホテルで一泊することとし、黒川さん設計の美術館とゴッホの作品に触れた。
TVなどですでに紹介されていたことであるが、ゴッホが日本から多くの版画やイラストブックを入手所有して、その実物が展示されているのを見ることができるのは日本人として嬉しかった。今ではこの種の資料の大半は日本国内ではその多くが焼失したりして所在不明になっているものが多いことだろう。
美術館としての展示空間も余分なものをそぎ落としたスッキリしたもので、鬼才といわれた黒川さんらしい作品である。なんとなく日本的な雰囲気がある。
学芸員も黒川さんの事をよく知っていて、なくなられたことを話すとびっくりしていた。
日本人建築家としてこのように歴史に残る仕事をされたことに敬意を表しながら、短時間の作品鑑賞であったが良い時間が持てた。ゴッホがパリに出る以前の作品の暗さ、以後の明るさ、1人の芸術家の軌跡が明確に理解できる展示である。また訪れよう。
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by harutokobayashi | 2007-12-06 18:12
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