2006年 04月 19日 ( 1 )
日本の原風景・舟屋
2005年11月3日、和の生活文化を今に伝える伊根町伊根浦伝統的建造物群保存地区を訪問する機会に恵まれた
保存地区の景観的特長は、南向きの伊根湾と湾の出入り口の青島を囲む魚付林の濃い緑によって守られた狭い水際の土地に、帯状に展開する舟屋にあり、現在230戸が立ち並んでいる。時代による変化は避けがたく、漁船の大型化によって舟屋に入らない船が増えたこと、人口が減って高齢化が進んでいること、町の歳入の半分が観光事業に依存する現状など考えると、美しい舟屋の景観とともに、地域の人々の活力ある営みをどのような方法で後世に伝えるか、漁業が続く限り舟屋は温存できるとする考え方もあるが、日本の原風景が後世に残る知恵を出し合う時である。
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by harutokobayashi | 2006-04-19 14:39